アクセントクロス
お部屋の一部の壁紙を貼りかえてアクセントにします。
リビングを華やかにしたり、寝室をラグジュアリーにしたり、トイレや洗面室を気分が上がるお洒落な印象に演出できます。
この時に気をつけたいのがアクセントクロスとカーテンや、クロスの手前に置くソファやベッド、絵画やTVボードとの関係です。
例えばナチュラルテイストでポップな大柄のクロスを選んだ場合は、その横に来るカーテンや手前に来るベッドカバーなどに柄物を合わせる場合は同じ色を入れたりテイストを揃えたりする工夫が必要です。
絵画やTVの後ろにアクセントクロスを貼る場合は絵画やTVボードを生かすクロスを選びましょう。
カラーバリエーションはありますので無地のクロスでも劇的にお部屋を変えることが出来ます。
個室は気分の上がるラグジュアリーなクロスや就寝に適した低いトーンの落ち着いたクロスを選んで良いのですが、リビングなどに奇抜な柄を選ぶとすぐに飽きてしまう可能性があります。
アクセントカラーを決めてその色が入ったカーテンやファブリック、ラグマットを選ぶと統一感がでます。
カタログで壁紙を選ぶ場合は小さなサンプルで選んだ色を大きな壁面に貼った場合、思ったより色が薄く仕上がりますので施工例のイメージ写真を参考に想像してみてください。
このようにしたいという見本がショウルーム等にありましたら尺角サンプルを重ね合わせてみてトーンの違いを比べてみてください、思ったよりずっと濃い色味であることが分かります。
一般的にアクセントクロスとしてはビニールクロスをお勧めしますが、消臭抗菌機能や、清掃性の良いもの、照明を消したらプリントしてある星が光るような畜光性のあるもの、和紙、紙にプリント、布、天然繊維などがあります。
一般的な国産壁紙は90cm巾ですが、それを天井から床に向けて貼っていきます。
幅の狭いものや、柄のあるものは柄合わせのために必要な要尺が多くなり割高になります。
塩化ビニール壁紙(塩ビクロス)
紙製クロスより厚みがあるので、下地の不陸を拾いにくい
消臭抗菌や、防汚性能などの機能性を持たせたものがある
クロス巾90cmで、1m単位で注文、DIYショップでは10cmから販売している所もある
DIY(Do it yourself)がお好きな方は貼りやすいように壁紙の裏に糊の付いているクロスもあります。
紙製壁紙
紙に印刷するので、塩ビクロスより発色が良くデザインも豊富
塩ビクロスより薄手で、下地の不陸を拾いやすいので、丁寧な施工と技術が必要
壁紙の幅が50cm,60cmと国産塩ビクロスより狭く、デザインによってはリピート柄合わせの為の要尺が必要、10m/1本巻きが最小販売単位のため、無駄が出る
自然素材クロス
織物・和紙・金銀箔などの素材を使ったクロスは、1本巻きの長さがそれぞれで価格も割高です。
その他
無地のクロスにマスキングテープやウォールステッカーでアクセントの記事も参考にして下さい。
壁紙メーカー
国産クロス
(ハンプシャーガーデンズ:ファブリックとコーディネート提案)
(Room styling:コーディネート提案)
(伊勢型紙和風柄・竹久夢二柄・モリス柄)
シンコールの壁紙カタログ (ローラアシュレイ)
海外壁紙(ウォールペーパー)
海外のクロスは取り寄せ商品もあるので、国内に在庫がない場合は納期がかかります。
ご検討する場合は、取り扱いメーカーに問合せしてください。
マンションなどは建築基準法や消防法により、防火認定商品からご検討ください。
マナトレーディング壁紙カタログ(モリス柄)